友人に借りた超電磁砲の話 part4
久々の更新となります本シリーズ、最近は友人共々何かと忙しく、私が借りっ放しにした状態で年月が過ぎていました。とほほ。
前回の更新、つまりさいごに超電磁砲シリーズを読んだのがだいぶ前なので、ストーリーをほぼ忘れかけていましたが、今回借りた巻は、区切りまでが早かったので、忘れていた私でもすんなり読むことができました。御坂達よりは、どちらかというとサブキャラクターたちに焦点が当たっていたように思う12〜14巻、こんかいはここの部分についてのレポートです。ここからはネタバレも含みますので、読んでない方はブラウザバックを推奨します。ハイ。
読んでない方は
まぁ、上の画像をご覧になればわかる通り、今回僕がこの三巻の中で取り上げたいのは、
フレンダ・セイヴェルン
についてです
さて、そんなフレンダですが、今回、具体的には表紙も飾っている12巻で、大活躍をしてくれました。敵役の猟虎もなかなかいい感じの悪役でしたし、超電磁砲の世界の闇の組織のメンバー同士の対決ということで、いとも容易く行われるえげつない行為の数々に、私もむねを踊らせながら読むことができました。
いとも容易く行われたえげつない戦闘
今回のお話の主な登場キャラクターは、みんな大好き佐天さんと、フレンダがサバ缶を通じて仲良くなるところから始まります。普段ぜったいに接点がない二人が、こういう思いがけないところで、接点を持つのは、なかなか面白い巡り合わせだなとおもいましたね。(先ほど億泰と一緒にのせた画像は、ラスト1つだったサバ缶を使って佐天がフレンダにサバ缶カレーをごちそうするシーン)
そんな平和な巡り合わせから一転、バトル漫画の宿命、だんだんとお話は怪しい雲行きを見せ始めます。
ことのはじめは、インディアンポーカーと呼ばれる、夢を使った催眠学習によって、特定の能力を得ることができるカードが原因です。
何気なく買ったインディアンポーカーが、実は暗部組織が探す技術が隠されたカードだったことから始まります。そこにたまたま居合わせたフレンダが佐天をかなり強引に救出、それでかり出された弓箭猟虎と戦闘になる話です。
個人的な話にはなりますが、今回の戦闘は、黒子初回戦闘くらいの面白い駆け引きのせんとうでしたね。レベル0ながらハイテクノロジーによって佐天とフレンダを追いつめる猟虎と、サバ缶同盟で立ち向かう二人は、なかなかみててハラハラする展開を見せてくれました。即席タッグで戦う話はバトルものにはよくあることですが、今回は佐天の戦闘力はバットを持たないうちは限りなく0。フレンダは佐天をうまく使えるかどうかで勝敗が決まったのではないでしょうか?結果からみれば『うまく使えた』わけですが、もしかしたら、佐天はサバ缶の信頼とじつはいい子なフレンダが相棒じゃなければ、間違いなく死んでたかもしれません。勝負は時の運とはよくいったものです。
まぁ戦闘そのものについては漫画本編をもう一度ご覧いただくとして、私がとくにいいたいことがあるのが、この戦闘のラストシーン、この記事の冒頭にもあるシーンです。
このフィニッシュ、主人公サイドの御坂たちにはできない終わらせ方でしょう。口に爆弾をつっこんでるときのフレンダの表情も、非常にいい目をしてると思います。基本的に戦闘員が女性な超電磁砲で、この殺意満点の決め技は、かなり驚かされた結末でした。爆弾、顔面爆破ということで、私が大好きな悪役、吉良吉影(川尻浩作)の爆破シーンを思い出させましたね
猟虎はその後到着した仲間に助けられ、圧倒的に良くわからないマスクをつけて再登場します。口を爆破されたバトル漫画のキャラといえば、某ヤクザの組長もいますが、マスクの下は彼と同じことになっていると思うと、◯遊白書のム◯ロ並みのインパクトを持ってそうです。
すなわち猟虎は◯山薫ということになります。QEDっと。にしても漫画をみてもらえばわかるとおもうんですが、どう見ても◯山組長並みの生命力があったとしても助からない爆発規模だったと思います。何なら上に張った吉良さんの爆発シーンよりも規模が大きいです。ダ◯ハード1で某刑事が爆破したプラスチック爆弾くらいの爆発規模はありました。さすが未来。医療技術は男塾の寮監どの並だぜ。(この段落の例え伝える気がない)
今回は、その後がかなり中途半端な感じで終わってますので、実質きちんとかけるのが12巻だけでしたが、それでも今回のフレンダVS猟虎戦は、短いながらも内容の濃い回でした。次回も楽しみに、ブログ更新のネタにする準備をしながら、また友人から借りようと思います
あみゅえん